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糸リフト後に気をつけることは?食事や避けるべき行動など徹底解説!

糸リフトは、こめかみからフェイスラインや頬に向かって糸を入れる施術です。術後は食事やマッサージなどによる刺激を抑えて過ごす必要があります。

ダウンタイム中は避けるべき施術や食べ物もあり、ほかの施術より気をつけることが多い施術です。

そこで本記事では、糸リフト後に気をつけるべきことを徹底解説。ダウンタイムの基本的な症状や軽減するための注意点も解説するので、糸リフト後も普段通りの生活を送りたい方は必見です。

目次

【基本編】糸リフト(スレッドリフト)後に気をつけること4つ

糸リフト後の主な注意点は、次の4つです。

  • 血行促進する行動は避ける
  • 口を大きく開けない
  • 患部に触れないようにする
  • 枕を高くして仰向けで寝る

まずは、施術後のダウンタイム中に気をつけるべき点を詳しく解説します。糸リフトならではの注意点もあるので要チェックです。

血行を促進しないようにする

糸リフト後は、できるだけ血行を促進しないように意識しましょう。運動や長風呂、サウナなどは血流が一気に良くなってしまうため、腫れや内出血が悪化しやすくなります。

特に施術後2〜3日は体を温めすぎないよう注意が必要です。お風呂は短めにして、シャワーでさっと済ませるのがおすすめ。

顔を温めるホットタオルも控えましょう。体がポカポカするような飲み物も、最初の数日は様子を見ながら飲むと安心です。

口を大きく開けない

糸リフトのあとは、顔の筋肉をできるだけ動かさないことがポイントです。特に口を大きく開けると、糸に負担がかかってズレたり引っ張られたりする可能性があります。

大きな声で笑ったり、あくびを我慢せずに開けたりするのは控えめにしましょう。

会話もできるだけゆっくりと、口を大きく開けずに話すのがおすすめ。数日〜1週間は、できるだけ控えめな表情を意識しておくと、糸に負担がかかりにくいです。

患部に触れないようにする

腫れや違和感が気になって、つい触ってしまいたくなりますが、できるだけ患部には触れないようにしましょう。

触ることで雑菌が入り込んだり、糸がズレたりすることがあります。洗顔やスキンケアのときは、指の腹でやさしく撫でるように行うのがベスト。

強くこすったり、クレンジングでゴシゴシ洗ったりするのは避けましょう。メイクもできるだけ薄めに、必要最低限で済ませると安心です。

枕を高くして仰向けで寝る

寝ている間に顔が圧迫されると、腫れやむくみがひどくなることがあります。できるだけ仰向けになり、枕は少し高めにして寝るのがおすすめです。

横向きやうつ伏せで寝る癖がある方は、抱き枕やクッションを使って仰向けをキープしやすくしましょう。

寝返りで顔を押しつぶさないように注意しながら、寝る姿勢も工夫しましょう。特に施術から3〜5日は意識しておきたいポイントです。

【食事編】糸リフト(スレッドリフト)後に気をつけること3つ

糸リフト後の食事で、特に気をつけるポイントは次の3つです。

  • 硬い食べ物や大きな食べ物を避ける
  • 熱い状態で食べないようにする
  • 飲酒を避ける

糸リフト後は、糸が馴染むまで食べ方や食べ物の種類に気をつける必要があります。

硬い食べ物や大きな食べ物を避ける

糸リフトの後すぐは、噛む力が加わる動作をできるだけ減らした方がよいです。硬い食べ物や、大きく口を開けないと食べられないような大きいものは避けましょう。

ステーキやフランスパン、お煎餅、ハンバーガーなどはしばらく控えるのがおすすめ。おかゆやスープ、うどんなど、やわらかくて噛まずに済むものが理想的です。

口を大きく開けないために、小さくカットして食べるのもおすすめです。回復までは無理せず、食べやすさ優先で過ごしましょう。

熱い状態で食べないようにする

食事は、熱すぎるものを避けるようにしましょう。熱いスープやラーメンなどは、口の中や顔まわりの血流を促進し、腫れや違和感を悪化させる可能性があります。

熱がこもると痛みも感じやすくなるので、なるべく冷ましてから食べましょう。電子レンジで加熱したものも、すぐに食べずに少し置いて温度を下げるのがおすすめです。

食後に温かい飲み物を飲みたい場合も、ほどよく冷ました状態で飲むことを意識してみてくださいね。

飲酒を避ける

お酒は血流を促進するため、施術後の腫れや赤みが強く出てしまう可能性があります。

アルコールは一時的に体温を上げる作用もあるので、糸リフト後は避けましょう。最低でも1週間、できれば腫れが完全に引くまで飲酒は控えるのがベストです。

人と会う予定がある場合は、ノンアルドリンクで代用するのも一つの手です。早くダウンタイムを終わらせたい方は、少しの間飲酒を我慢して体を休めてあげましょう。

糸リフト(スレッドリフト)後に避けるべき行動4選

糸リフト後は、次のような行動を避けることも大切です。

  • ハイフやマッサージ
  • 歯科治療
  • パーマやマッサージ
  • サウナや長時間の入浴

糸リフトは、顔周りに刺激を与える施術や医療行為を避けなければいけません。

ほかの施術とは過ごし方が変わるので、事前にチェックしておきましょう。

ハイフやマッサージ

糸リフト後すぐは、顔に刺激を与えるような美容施術はできません。

ハイフやエステのフェイシャルマッサージなどは、糸が安定する前に行うとズレたり切れたりする可能性があります。特に高周波系や超音波系の機器は、皮膚の深い部分にまで影響が出るため注意が必要です。

基本的には1ヶ月以上空けなければいけません。自己判断で再開せず、通っているクリニックにタイミングを相談しましょう。

歯科治療

意外と見落としがちなのが、歯医者での治療です。口を大きく開ける動きや治療中の振動、器具が顔に与える圧などが糸に影響を与える可能性があります。

どうしても受けなければいけない場合は、施術したクリニックに事前に相談し、時期を調整するのがおすすめ。

定期検診やホワイトニングなど急ぎでないものは、最低でも2〜3週間は空けましょう。糸リフトの施術前に済ませておくとよりスムーズです。

パーマやヘアカラー

美容室での施術も、顔周りに刺激が加わるため注意が必要です。

パーマやカラー中は長時間座ることに加え、シャンプー台で顔が横向きになったり、薬剤が肌に触れたりするリスクもあります。特に顔まわりに薬剤がつくと、炎症の原因になることも。

最低でも1週間、できれば2週間程度は美容室の施術を控えるのがベターです。おしゃれしたい気持ちを抑え、まずはしっかり回復を優先しましょう。

サウナや長時間の入浴

体が温まりすぎると、顔の腫れや内出血が目立ちやすくなります。サウナや岩盤浴、長時間の入浴はしばらく控えた方がよいでしょう。

施術直後の顔はとてもデリケートです。血流が良くなることで、糸の位置が変わるリスクもあります。

シャワーだけで済ませ、できるだけぬるめの温度でさっと済ませるのがおすすめです。湯船は、最低でも3日以上経ってから様子を見つつ入るようにしましょう。

糸リフト(スレッドリフト)のダウンタイムと注意点もチェック

糸リフトの主なダウンタイムの症状と日常生活の制限について解説します。

糸リフト後に気をつけるポイントは、ダウンタイムの長引かせないための行動です。術後の症状や基本的な注意点を確認しておきましょう。

糸リフトの主なダウンタイムの症状

糸リフト後は、以下のような症状が出る場合があります。

【糸リフト後に起こりうる症状と発生頻度】

合併症の種類発生率の目安
腫れ・むくみ約35%
皮膚の凹み(ディンプル)約10%
しびれ・知覚異常約6%
糸が透ける・触れる約4%
感染症約2%
糸の突出約2%

参考:Niu Z, Zhang K, Yao W, Li Y, Jiang W, Zhang Q, Troulis MJ, August M, Chen Y, Han Y. A Meta-Analysis and Systematic Review of the Incidences of Complications Following Facial Thread-Lifting. Aesthetic Plast Surg. 2021 Oct;45(5):2148-2158. doi: 10.1007/s00266-021-02256-w. Epub 2021 Apr 5.

これらの症状は数日〜1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。痛みはそこまで強くないことが多いですが、表情を動かすと違和感を覚える場合もあります。

時間とともに徐々に改善していくので、過度に心配しすぎず、体を休めることを意識しましょう。

しかし、強い痛みや腫れが長引く場合は、早めに医師に相談することが大切です。

糸リフトのダウンタイムに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

日常生活の注意点や制限

糸リフト後のメイクや洗顔、入浴など日常生活の制限は、次のとおりです。

メイク当日から可能
洗顔当日から可能
シャンプーやシャワー翌日以降から可能
入浴1週間目以降から可能

メイクや洗顔は施術当日から可能です。しかし、強い刺激を与えると、糸がずれたり痛みが強くなったりするので、優しく行いましょう。

シャンプーやシャワーは翌日以降からできますが、血行促進効果のある入浴は1週間程度は控えるのがおすすめです。

また、糸リフトはこめかみから糸を入れることが多いため、シャンプーをする際にこめかみを強く刺激しないように注意が必要です。

糸リフト(スレッドリフト)後に気になるよくある質問

糸リフト後によくある質問を集めました。

初めての糸リフトで不安が多い方は、ぜひチェックしてください。事前に不安を解消しておけば、施術後に気になる症状が出ても落ち着いて対処できます。

糸が馴染むまでにはどれくらいかかる?

個人差はありますが、糸がしっかり馴染むまでには2〜4週間ほどかかります。

初めのうちは突っ張り感や違和感があるかもしれませんが、段々と気にならなくなっていきます。無理に顔を動かしたりせず、自然に馴染むのを待ちましょう。

違和感が長引く場合は、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。

ダウンタイムを軽減させるコツは?

ダウンタイムを軽減させる3つのコツは、次のとおりです。

  • 冷やす
  • 触らない
  • 安静にする

特に施術後24〜48時間は、アイスノンなどで軽く冷やすと腫れの軽減に効果的です。

顔はなるべく動かさず、睡眠や栄養も意識しましょう。回復を早めるためには、無理せずリラックスした環境で過ごすのも大切です。

糸が切れたときはどうすればいい?

糸が切れるリスクは低いですが、もし切れたような感覚があったり、引きつれた感じが急に消えたりしたら、糸が切れた可能性があります。

焦らず、施術を受けたクリニックに連絡を入れましょう。自己判断でマッサージをしたり、押したりするのはやめましょう。

場合によっては再施術が必要になることもあります。トラブルを最小限に抑えるためにも、異変を感じたら早めの対応が大切です。

糸リフト(スレッドリフト)後に気をつけることを知ってダウンタイムを乗り越えよう

糸リフトはダウンタイムが比較的少ないとはいえ、やはり注意点はいくつかあります。ちょっとした心がけで仕上がりが大きく変わることもあるので、術後の数日間は特に慎重に過ごしましょう。

無理をせず、焦らず、回復に集中することがきれいな仕上がりへの近道です。自分の体としっかり向き合って、理想のフェイスラインを手に入れましょう。

糸リフトの術後に不安がある方は、充実したアフターフォローがあるリナートビューティークリニックがおすすめです。

リナートビューティークリニックでは、「通ってよかった」といわれるクリニックづくりに努めています。糸リフト以外の選択肢も含め、無理なく効果的な提案をさせていただきます。

糸リフトのダウンタイムや術後の過ごし方に不安があるなら、一度リナートビューティークリニックの無料カウンセリングで相談してみてくださいね。

この記事を書いた人

リナートビューティークリニック編集部は、美容医療に関する正確でわかりやすい情報をお届けする専門チームです。
患者さまの不安や疑問を解消できるよう、最新の治療情報や症例、施術のメリット・デメリットまで丁寧に解説しています。
「嘘のない美容医療」をコンセプトに、安心して施術をご検討いただける情報発信を心がけています。

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